コウキシンの向こう側

三十路女のつれづれ日常フォトエッセイ

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5w〜6w 妊婦記録

旦那に伝えたら「すごい…」と泣いて喜んでくれた。

職場の上司にも迷惑をかける旨、辞める相談をした。

正直、嬉しいより未知への恐怖が勝ってしまってるんだが「おめでとう」と言われると頑張んなきゃなと思い知らされる。

 

気に入っていた職場だったので仕事を辞めなきゃいけない事へのショックは中々立ち直れなく、最終勤務日を決めた時は一晩中泣いてしまった。

 

でも、新しく何かを得るためには何かを手放さなきゃね。

色んな経験をさせてもらえたことに感謝しつつ、次の人生の目標に向かって進もうと思った。

 

…とは言いつつも毎日すごいスピードで変わる自分自身の体調と、1週間に1回の検診で見る袋の膨らみに驚きを隠せない。

 

5週までは熱っぽさと生理痛が生理予定日以降ずっと続いた感じだった。

6週になった今、ずっと続く満腹感とだるさとふんわり訪れる気持ち悪さがあるくらい。

もうすぐ噂に聞くザ・悪阻が始まるのかと思うと恐怖。

 

妊娠して思うのだが、街にはこんなにもお母さんがいるんだなということ。

赤ちゃんを連れている人、お腹が膨らんでいる人。

こんなにも先輩や同志がいるのかと思うだけで孤独が薄れ、頼もしい気分になれた。

 

食べちゃいけないもの、気をつけなきゃいけないこと等沢山あってもうそれだけでストレス。

でも皆乗り越えてるんだよね。

私達のお母さんも皆乗り越えたんだよね。と

自分に言い聞かせ、この体調不良を乗り越えようと思った。

 

前回の検診で心拍が見えた。

生きてる。

私の体の中で新しい命が必死に脈打ってる。

そう思うと「この子を守る」と思えた。

 

外を見せてあげたい。

この世界の空気を吸わせてあげたい。

 

会いたい。

 

ここまで思えるようになった。

こうやって体も心もどんどんママになっていくんだなぁ。

 

この経験にも感謝。

私が進化していく。