コウキシンの向こう側

三十路女のつれづれ日常フォトエッセイ

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粉育て

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パンを作った。生地をこねる過程がめちゃくちゃ楽しい。子供時代の粘土遊びのような生地と戯れるあの感じがいい。柔らかくて気持ちの良い生地に触れ、無心になれるあの時間は癒し。待ち時間は多いけど、出来上がった喜びもひとしお。手間暇かけて育てた子が自分のお腹に旅立つ様は切なくもあるけれど、明日への命を繋いでくれるという大きな役目を担ってるんだと思うと誇らしくもある。一緒に過ごしたあの時間は無駄じゃないのね。あんなに私の手から離れなかったあの子がここまで大きく育ってくれた。ありがとう。と、なんだか子育てに近い感情を彷彿とさせられたものだ。