コウキシンの向こう側

三十路女のつれづれ日常フォトエッセイ

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美を感じる心を

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人が集まることが当たり前でいないことが考えられなかった場所が今、次々に変わってきている。ロックダウンしてしまったパリ。そこにあるエッフェル塔を見た時に不謹慎ながらもあぁ、美しい!!と心が惹かれてしまった。無機質な芸術がそこにあったから。絵画を見ているようなそんな気持ちに陥った。
美しいもの、珍しいものには人が殺到しすぐに観光地と化してしまう。周りに土産屋ができ、関連したグッズが売られ、ネットやガイド本を鵜呑みにし、人は訪れたことをステータスにしていく。そのものだけを美術品のように心で感じる時間が果たしてあっただろうか?自粛ムードに沸き立つ今、改めてモノが持つ美しさや歴史に着目してみてはどうだろう?
長い間人を惹きつけるにはそれだけの理由があるはずだ。