コウキシンの向こう側

三十路女のつれづれ日常フォトエッセイ

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こどもの日

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こどもの日が近づくと空に鯉が泳ぎ出す。あぁ、この家に男の子がいるんだなぁとほっこりする。大きくても小さくてもそよそよと泳ぐ姿は可愛らしい。鯉のぼりを見ながら思い出すのは小さい頃の親戚の集まりでのこと。関西出身なもので『ちまき』といえば細長い円錐型のものが柏餅と並びよく食卓に置かれていた。皮を剥ぐのは楽しいのだが食べても食べても無味な「ちまき」。白くて細長いお餅だけで一体これはなんなんだろう?といつも不思議に思っていた。今、東京で細長いあの「ちまき」を見ることはなくなったからこそ、久しぶりに食べてみたい。大人になった今だったらあの美味しさが分かる気がする。